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ワールド・エコノミック・アップデート  
――原油高騰、米経常赤字、保護主義を検証する

スピーカー モルガン・スタンレー社 チーフエコノミスト スティーブン・ローチ
ドイツ銀行証券 チーフUSエコノミスト ピーター・フーパー
JPモルガン投資銀行 副理事長 ジョン・P・リプスキー
司会 ジョージタウン大学教授 ダニエル・K・タルーロ

World Economic Update

2006年3月号掲載論文

「アメリカ議会は、ますますポピュリスト(大衆迎合)的な方向へと傾斜しており、きわめて保護主義的になっている。(中略)外国資本にこれほど依存しているというのに、アメリカの政治家たちは、われわれの命綱とも言える外国資本の流入を自ら止めようとしている」(S・ローチ)

「1970年代のオイルショックの原因は原油の『供給』が制限されたことによって起きたが、今回の価格高騰は原油の『需要』増に起因している。(中略)1バレル100ドル位まで高騰しないとオイルショック並の危機は起こらないと考えることもできる」(P・フーパー)

「私は、2006年は世界経済にとっての大きなターニングポイントになると考えている。主要国の経済成長が(経済のグローバル化に伴う変動期を経て)安定成長路線へと回帰しつつあるからだ」(J・P・リプスキー)

  • 原油高騰の余波はなぜ小さいのか
  • 米経常赤字はドルの暴落を誘発するか
  • 保護主義の質的変貌

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