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グローバル「#MeToo」ムーブメント
――女性の権利確立を促すグローバルな好循環

ルディス・マーダビ デンバー大学 国際関係大学院 上席副学部長

How #MeToo Became a Global Movement: Success Inspires Success

Pardis Mahdavi
アメリカの文化人類学者、ジャーナリストで、現在はデンバー大学 ジョセフ・コーベル国際関係大学院 上席副学部長。

2018年5月号掲載論文

「#MeToo」はアメリカで起きている出来事と結びつけられたグローバルなムーブメントだ。ソーシャルメディアで流された#ミィトゥーというハッシュタグがもつ意味合いを世界は直ちに受け入れ、アラビア語、ペルシア語、ヒンディー語、スペイン語を含む複数の言語で、同じムーブメントが展開されている。現在、85か国の女性たちがこのハッシュタグを使って、変革を求めている。メッセージの拡散を刺激しているのは、ソーシャルメディアだけではない。過去に築かれてきた各国の女性運動の基盤が今回のグローバルムーブメントを支えている。女性たちが団結して声を上げるなか、あまりに長い間抑え込まれてきた彼女たちの痛ましいストーリーが、変革を促す一貫した、断固たる流れを作り出しつつある。

  • なぜグローバルな現象になったのか
  • 女性ムーブメントとソーシャルメディア
  • 中東の女性運動
  • 変化の声

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