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2020.1.15 Wed
中国のイスラム教徒収容所
――なぜウイグル人を弾圧するのか
中国政府は、100万以上のイスラム教徒を西部の「再教育施設」に拘束していると言われる。人権団体によれば、多くの場合、彼らにとって唯一の罪はイスラム教徒であることだ。「新疆ウイグルでの出来事は国内問題である」と主張する北京は、外部の調査ミッションを受け入れるように求める国際社会の圧力を退けている。多くのイスラム国家も、中国との経済的絆や戦略的関係を優先し、中国内での人権侵害に目をつむっている。(メイズランド)
人工知能を利用すれば、権威主義国家は市民を豊かにする一方で、さらに厳格に市民を統制できるようになる。・・・中国は、サーベイランスと機械学習ツールを利用した「社会信用システム」を導入して「デジタル権威主義国家」を構築し始めている。21世紀はリベラルな民主主義とデジタル権威主義間の抗争によってまさに規定されようとしている。(ライト)
実際、AIは2030年までに約16兆ドルのGDP成長をもたらすが、その70%が米中に集中するとみなす予測もある。では、米中のどちらが勝者となるか。「2020年までに中国はアメリカに追いつき、2025年までに抜き去り、2030年までにはAI産業を支配している」と予測する警告もある。だが、本当にそうなるだろうか。・・・
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CFR Briefing
中国のイスラム教徒収容所
――なぜウイグル人を弾圧するのか2020年1月号 リンジー・メイズランド www.cfr.org アジア担当ライター
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人工知能とデジタル権威主義
―― 民主主義は生き残れるか2018年8月号 ニコラス・ライト インテリジェント・バイオロジー コンサルタント(神経科学者)
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AI軍拡競争を超えて
―― 危険な米中ゼロサム志向を回避せよ2019年4月号 レムコ・スヴェッツロット 人間性の未来研究所 リサーチアフィリエート ヘレン・トナー オックスフォード大学AI統治プログラム リサーチアフィリエート ジェフリー・ディング オックスフォード大学AI統治プログラム リサーチアフィリエート