Focal Points

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2016.05.11 Wed

いかに歴史と向き合うか
―― オバマ広島訪問後の日米関係

オバマの広島訪問を、日米関係の新しいチャプターの始まりと位置づけなければならない。そのためには政治的論争を可能な限り、排除する必要があり、この観点からも、安倍首相は2016年の真珠湾攻撃75周年記念式典に参加すべきだろう。(プリスタップ)

米大統領が広島を訪問すれば、結局は東アジア地域の厄介な歴史問題がさらに複雑になる恐れがある。アメリカ大統領が「被害者としての日本」という考えの中枢である被爆地を訪問すれば、韓国など、日本の近隣諸国の多くはそれを快く思わないからだ。(リンド)

抑止論で正当化される核の兵器庫の存在こそが核拡散を刺激しているのだから、抑止政策や核の保有と核不拡散政策とは両立し得ず、本気で核の拡散を阻止するには核廃絶を目標とするしかない。(シェル)

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