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2016.04.11 Mon
イノベーションと社会
――― テクノロジーがディスラプティブテクノロジーになるとき
「70対20対10ルール」とは資源の70%をコアビジネスに、20%をその周辺の成長分野に、そして10%を画期的なプロジェクトに割り当てる、というものだ。安全な領域にとどまり、ささやかな改良を続ける方が気楽かもしれない。だが自分を安全地帯から解き放つ必要がある。(ポラット)
新しい発明が本質的にディスラプティブ(破壊的)だとは限らない。消費者が「古いやり方よりも、この新しいやり方が好きだ」と感じるようになって初めて、発明はディスラプティブ・テクノロジーになる。(ベゾス)
起業家は「異なる方法でこれをやるにはどうすればよいか。問題をどう解決するか。既存の企業ではなく、新しいプレイヤーとして」と白紙に書き込む。イノベーションを試み、新しいビジネスモデル、そして効率を10倍に高め、既存の企業の10分の1の価格で財やサービスを提供する。こうして起業(とイノベーション)は経済を前に進める力強い牽引役を果たすことになる。(ゼンストローム)