米外交問題評議会インタビュー
イラクへのNATOと国連の関与を
2003年12月号
「イラクの治安維持を北大西洋条約機構(NATO)の任務とし、文民行政を国連に委ねるべきだ」と主張するクリントン政権の米NATO大使、ロバート・ハンターは、この枠組みを整えれば、アメリカ市民に「われわれは一人ではない」と言えるようになるし、それによって、アメリカのイラクへの影響力が損なわれることもないと語った。問題は、アメリカがNATO及びその他の諸国からの支援を取り付けるために、権限、管理権を譲る準備ができているかどうかだ、と。
ハンターはランド研究所の上席顧問。聞き手はバーナード・ガーズマン(www.cfr.orgのコンサルティング・エディター。二〇〇三年十二月八日)。邦訳文は英文からの抜粋・要約。