イラクと大量破壊兵器
2002年9月号
「サダム・フセインが国連による査察の再開を拒絶しているのは、何かが発見されるのを阻止して、WMD開発計画を守ろうとしているからだ」。「イラクのWMD能力が、サダム・フセイン及び彼の政権にとって、もはや支えることのできない重荷と化していることを、サダムが認識している様子はない。これは、彼の病理的な問題だろう」。以下は、二〇〇二年七月三十一日、米上院外交委員会におけるリチャード・バトラーのイラクと大量破壊兵器に関する議会証言の邦訳。英文はwww.cfr.orgからアクセスできる。