CFRミーティング
鳥インフルエンザの脅威にどう対処する
2005年6月号
1997年にH5N1ウイルス株が香港で確認されて以来、このウイルスは急速なペースで変異している。現在東南アジアにいるH5N1は香港で確認されたものとは違うタイプだし、人から人への感染力をもうすこしで持つところまで変異を重ねており、もはや細胞の再集合を必要としない段階まできているのかもしれない。われわれが危機感を抱いているのはこのためだ。(M・オスタホルム)。邦訳文はワシントンで6月中旬に開かれたCFRミーティングでの討論からの抜粋・要約。全文(英文)はwww.cfr.orgからアクセスできる。フォーリン・アフェアーズ日本語版では次号から、鳥インフルエンザ関連のフォーリン・アフェアーズ論文を紹介していく予定。