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ウクライナとアメリカ
―― 問われる米欧の絆

ヴォルフガング・イッシンガー 元駐米ドイツ大使

Europe’s Moment of Truth: The Transatlantic Alliance Is Under Grave Threat—but Not Yet Doomed

Wolfgang Ischinger ミュンヘン安全保障会議議長、元駐米ドイツ大使。

2025年4月号掲載論文

トランプ米大統領は、プーチン露大統領を懐柔して、中国の習近平国家主席との「結婚」を断念させ、アメリカとの祝福されない同盟に応じさせる「逆キッシンジャー」戦略を狙っているのか。重要なのは、ウクライナを分断し、手っ取り早く停戦を実現することではない。永続的で確実な和平枠組みを確立することだ。ウクライナを(和平プロセスに)参加させなければならないし、その結果は公正で、ウクライナを売り渡すものであってはならない。ヨーロッパは、ウクライナでの戦争を永続的に終わらせるために、アメリカを必要としている。そして、アメリカも、その任務をうまく達成するには、ヨーロッパを必要としている。

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