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韓国の核武装を認めよ
―― 北朝鮮の脅威とアメリカの干渉

ロバート・E・ケリー 釜山大学政治学部 教授
キム・ミンヒョン 慶熙大学政治学部 教授

Why South Korea Should Go Nuclear: The Bomb is the Best Way to Contain the Threat from the North

Robert E. Kelly アメリカの政治分析者で、釜山大学政治学部教授。専門は北朝鮮と韓国の関係。
Min-hyung Kim 慶熙大学政治学部教授。

2025年2月号掲載論文

大陸間弾道ミサイルを開発した平壌は、いまや核兵器でアメリカの都市を攻撃する能力をもっている。このために、アメリカが(自国が反撃されるリスクを冒しても)韓国への安全保障コミットメントを果たすかどうかがいまや問われている。しかも、米韓同盟を批判してきたドナルド・トランプが大統領としての2期目を迎える。北朝鮮の核の兵器庫が拡大し、トランプ政権下のアメリカが後ろ盾としての信頼を失うにつれて、韓国の市民やエリートの核武装オプションへの支持は高まる一方だ。問題は、ワシントンが韓国の核武装路線に否定的なことだ。同盟国が危険にさらされたままの状態にあることを求めるのではなく、ワシントンは、ソウルが安全保障への道を自ら見つけることへの障害を取り払うべきだろう。

  • 核武装を認めるべき理由
  • 核パリティ
  • ソウルかサンフランシスコか
  • アメリカの反対
  • 周辺国の対応は
  • 成熟した米韓関係へ
  • 核の均衡

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