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AIが主導する戦争の時代?
―― 自律型兵器の脅威にどう対処するか

ポール・シャーリ 新アメリカ安全保障センター 研究部長 上席副会長(研究担当)

The Perilous Coming Age of AI Warfare: How to Limit the Threat of Autonomous Weapons

Paul Scharre 新アメリカ安全保障センター上席副会長(研究担当)。Four Battlegrounds: Power in the Age of Artificial Intelligenceの著者。

2024年5月号掲載論文

すでに、ウクライナでは、AIが「戦場で誰を殺すかを判断する」完全自律型兵器が実戦配備されており、このままでは、機械が主導する危険な戦争の時代へと向かっていく危険がある。ターゲットを発見・特定し、攻撃するまでの時間が短縮され、意思決定のサイクルが短くなり、機械が、個々の標的を選択するにとどまらず、作戦全体を計画・実行するようになる可能性もある。こうなると、人間は、戦争を管理し、終わらせる力をほとんど失ってしまう。そのリスクを回避し、より重大なAIの脅威に対処する協調体制の基盤を築くためにも、自律型兵器についての合意をまとめる必要がある。・・・

  • 兵器の進化とリスク
  • 兵器の自律化
  • キラーロボットにいかに対処するか
  • 進まないルール作り
  • 手遅れになる前に
  • 人類はAIを管理できるのか

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