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北朝鮮の脅威に向き合うには
―― 米韓と日本による抑止力強化を

スー・ミ・テリー ウィルソンセンター アジアプログラム ディレクター

The New North Korean Threat: Why the United States Needs to Address Pyongyang’s Nuclear Advances Now

Sue Mi Terry ウィルソンセンター アジアプログラム及び現代自動車韓国基金 韓国史・公共政策センターのディレクター。元CIA分析官、国家情報会議、国家安全保障会議などを経て現職。

2023年3月号掲載論文

平壌の核開発はより危険な新段階に入りつつある。核弾頭の備蓄を急速に増やすと同時に、金正恩は、核使用のハードルを低くしている。核戦力を拡大し、核の先制使用ドクトリンを示し、アメリカとの非核化の話し合いには応じない姿勢をすでに明らかにしている。実際、平壌の判断ミスが戦争につながるリスクは高まっている。連携のとれた力強い対策をとるには、米韓同盟を深化・拡大するとともに、この地域のアメリカのもう一つの主要な同盟国である日本と韓国の協力を強化しなければならない。そのためには、日韓が国内における政治的な反発を克服する一方で、ワシントンが北朝鮮の動向にもっと大きな関心を寄せる必要がある。・・・

  • 対北朝鮮抑止の強化を
  • 核実験と核使用
  • 非通常型の脅威
  • より力強い傘

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