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起業を成功させる人物とは

マイケル・モリッツ ベンチャー・キャピタリスト

Much Ventured, Much Gained ―― A Conversation With Michael Moritz

Michael Moritz
セコイア・キャピタルのベンチャー・キャピタリスト。作家、フィランソロピストとしての顔をもつ。資産の半分を寄付することを約束し、すでにオックスフォード大学、ジュリアード音楽院などに大口の寄付を行っている。

2015年1月号掲載論文

はっきりとした考えをもち、明確に考えを表現するコミュニケーション能力があり、大きな使命感をもっている人物。大きな忍耐力をもち、痛みを伴う決定を下すことを厭わず、圧倒的なバイタリティをもつ人物。そして自分が始めようしていることが一生の仕事になると確信している。これが一握りの素晴らしい企業を支える優れた起業家がもっている資質だ。・・・多くの企業がもっとも遠ざけるべきは「プロフェッショナルなマネージャー」たちだ。ほとんどの企業は、マネージャーではなく、起業家が運営した方がうまくいく。企業が完全な状態にある必要はないし、少し荒削りで、混沌として、先が読めない状態でも、活力があれはいい。活力を保ち、新しい製品を送り出し、迅速に行動することが重要だ。・・・・

  • 何が起業の成否を分けるのか
  • 予想外の成功と予見できた成功
  • 起業家に必要な資質
  • 政府がイノベーションを育む
  • 創造的破壊と格差
  • 起業家と企業経営者の違い
  • 衰退するシリコンバレー

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