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なぜシリアへの投資が進んでいるか
―― 戦火のなかで進められる投資の目的とは

アダム・へフェズ  スタンフォード大学ビジネスクール MBAキャンディデート、 ノーム・ライダン  ワシントン近東政策研究所 リサーチアソシエーツ

The Syrian Marshall Plan

Adam Heffez  スタンフォード大学ビジネススクール、MBAキャンディデート。ワシントン近東政策研究所 リサーチ・アシスタント。
Noam Raydan  ワシントン近東政策研究所 リサーチアソシエーツ。

2014年10月号掲載論文

瓦礫と荒廃のなかにあるにもかかわらず、シリアへの投資が進んでいる。制裁を続ける欧米は戦後シリアに向けた投資を躊躇っているが、中国、イラン、北朝鮮、ロシアがその空白を埋めている。勿論、これらの国も投資から短期的な経済利益を引き出せると考えていない。シリアのアサド政権と同盟関係にある諸国の政府や企業は、投資を経済ではなく、政治目的で捉えている。短期的には経済合理性を欠くとしても、現状でシリア投資にしておけば、今後シリアがどのように統治されるかに影響力を行使できるとこれらの国は考えている。

  • シリアへの投資?
  • 投資と政治的見返り
  • ロシア、イランの政治的思惑
  • 21世紀の鉄のカーテン

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