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世界経済アップデート
―― 米経済の回復、アベノミクス、中国経済

◎スピーカー
ルイス・アレキサンダー 野村ホールディングスアメリカ、チーフエコノミスト
シメオン・ジャンコフ 前ブルガリア副首相・財務相
ビンセント・ラインハルト モルガンスタンレー、チーフエコノミスト
◎プレサイダー
セバスチャン・マラビー 米外交問題評議会地政経済学センター所長

World Economic Update

Lewis Alexander 野村ホールディングスアメリカ・チーフエコノミスト。シティグループのチーフエコノミスト、ガイトナー米財務長官の顧問(2009―2011年)を経て、2011年9月から現職。
Simeon Djankov 世界銀行の金融および民間セクター担当チーフエコノミストを務めた後、2009年から2013年3月まで、ブルガリア副首相・財務相を務めた。現在は、ハーバード大学ケネディスクール客員教授。

Vincent Raymond Reinhart モルガンスタンレー、チーフエコノミスト。連邦準備制度(FRS)の金融部門(Division of Monetary Affairs)ディレクター(2001―2007年)、アメリカン・エンタープライズ・インスティテュート(AEI)の研究員(2008―2011年)などを経て現職。

2013年8月号掲載論文

(財政削減のための消極財政による悪影響としての)フィスカル・ドラッグの余波を克服できれば、アメリカ経済は成長軌道に乗り、2014年には3%の成長を期待できると私はみている。・・・現在の日銀と日本政府は、正しい方向に向かっているとみなせるが、日本の場合、(時期尚早に)逆コースをとることも多い。(V・ラインハルト)

私は、今回の新興国経済の変調はターニングポイント的な部分があるとみている。長く続いた新興市場経済にとって非常にポジティブな局面は終わろうとしている。・・・中国経済の成長率が低下していくのは避けられず、投資主導型の成長路線からは離れていかざるを得ないとみている。(L・アレキサンダー)

  • 米経済の回復と資産買い入れの縮小
  • 欧州経済は小康から不安定化へ
  • 転換点を迎えた新興国経済
  • アベノミクスと逆コース
  • 中国経済と都市化計画

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