2008 Getty Images/iStock.com

論争 アメリカのアジア重視戦略
―― リバランシング路線は価値ある投資になる

ショーン・ブリムリー
前国家安全保障会議戦略立案担当ディレクター
イーライ・ラトナー
前米国務省中国デスク・スタッフ

Smart Shift

2013年3月号掲載論文

オバマは大統領に就任する段階で、アフガニスタンとイラクでの戦争ゆえに、アメリカの経済・戦略利益にとっての中核地域であるアジアへの投資がないがしろにされていることを理解していた。・・・オバマ政権は、イラクでの戦争を終わらせ、アフガニスタンからの撤退を開始しただけでなく、アルカイダに特化した対テロ戦略をとることで、より多くの時間と資源をアジアに振り分けられる環境を作り出した。こうしたワシントンの優先順位の見直しは、たんに中国への対応ではなく、21世紀における地政学の変化を見据えたものだった。・・・

  • アジア重視路線をめぐる論争
  • 撤退論は間違っている
  • アジア重視はオバマ政権の基本戦略
  • 対中エンゲージメント政策
  • ペンタゴンと国務省
  • アジア重視戦略に対応できる組織再編を

この論文はSubscribers’ Onlyです。


フォーリン・アフェアーズリポート定期購読会員の方のみご覧いただけます。
会員の方は上記からログインしてください。 まだ会員でない方および購読期間が切れて3ヶ月以上経った方はこちらから購読をお申込みください。会員の方で購読期間が切れている方はこちらからご更新をお願いいたします。

なお、Subscribers' Onlyの論文は、クレジットカード決済後にご覧いただけます。リアルタイムでパスワードが発行されますので、論文データベースを直ちに閲覧いただけます。また、同一のアカウントで同時に複数の端末で閲覧することはできません。別の端末からログインがあった場合は、先にログインしていた端末では自動的にログアウトされます。

(C) Copyright 2013 by the Council on Foreign Relations, Inc.,and Foreign Affairs, Japan

Page Top