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論争 アメリカのアジア重視戦略
―― リバランシング路線は価値ある投資になる
Smart Shift
2013年3月号掲載論文
オバマは大統領に就任する段階で、アフガニスタンとイラクでの戦争ゆえに、アメリカの経済・戦略利益にとっての中核地域であるアジアへの投資がないがしろにされていることを理解していた。・・・オバマ政権は、イラクでの戦争を終わらせ、アフガニスタンからの撤退を開始しただけでなく、アルカイダに特化した対テロ戦略をとることで、より多くの時間と資源をアジアに振り分けられる環境を作り出した。こうしたワシントンの優先順位の見直しは、たんに中国への対応ではなく、21世紀における地政学の変化を見据えたものだった。・・・
- アジア重視路線をめぐる論争
- 撤退論は間違っている
- アジア重視はオバマ政権の基本戦略
- 対中エンゲージメント政策
- ペンタゴンと国務省
- アジア重視戦略に対応できる組織再編を
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