トルコのソフトパワーと中東
―― ギュル大統領との対話
Turkey's Moment
――A Conversation with Abdullah Gul
2013年1月号掲載論文
世界的パワーになることが重要なわけではない。重要なのは、可能な限り高いところへと基準を引き上げ、国が市民たちに繁栄と幸せを提供できるようにすることだ。ここで言う基準とは、民主主義と人権だ。これがトルコにとっての究極の目的だ。これらの基準を高度化させていけば、経済はもっと力強くなり、ソフトパワーをもつ国になれる。・・・他の諸国がトルコを模範とし、われわれのやり方に啓発されるとすれば、それは彼らの判断だ。国に浮き沈みはつきものであり、われわれは彼らと連帯する。重要なのは、問題と格闘している人々への連帯を示すことだ。すべての国は平等であり、すべての国家は尊厳をもっている。筋書きを書いた誰かが、その役回りを他の国に押しつけることはできない。(A・ギュル)
- ギュル・トルコ大統領との対話 (ジョナサン・テッパーマン)
- トルコはヨーロッパの一部だ
- シリア問題に対するトルコの立場
- イスラエルとの関係
- 中東非核化構想とイランの核開発
- トルコと民主主義
- アラブの春とトルコの役割
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