中国の北朝鮮路線は一枚岩ではない
U.S. Policy toward the Korean Peninsula
2010年8月号掲載論文
北朝鮮の学者、専門家、エンジニア、技術者に別の考え方、別の世界観があることを気づかせることほど、効率的で費用対効果の高いやり方はない。そのための投資をする価値はあるし、今回のリポートのハイライトの一つは、交流を通じて、北朝鮮の認識を内から変化させることを提言したことだ。(E・リヴィア)
タスクフォースは、制裁措置の継続実施を求めつつも、特にミサイル問題についての米朝二国間交渉も検討すべきだと提言している。実際、ミサイル技術を完全にマスターすれば、北朝鮮の地域的な脅威は本物になる。(S・スナイダー)
交渉、6者協議という側面では、われわれは大きな間違いを犯してきた。どうせ、北朝鮮は交渉をひっくり返すのだから、もう交渉するのは止めて、好きにさせればいいと判断してしまった。これは完全な間違いだった。(C・プリチャード)
- 中国内にも北朝鮮批判はある
- オバマ政権は中国への働きかけを強化せよ
- 6者協議のバランス
- イランと北朝鮮の違い
- 不問に付された北朝鮮のシリア原子炉建設への関与問題
- 北朝鮮との交流路線で内からの変化を
- 半島有事の中国の行動は
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