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ジャーナリズムの衰退を考える

ピーター・オスノス 米パブリック・アフェアーズ・ブックス設立者

An Elegy to Journalism?

Peter Osnos ワシントン・ポスト紙記者、ランダムハウスのパブリッシャーを経て、良質のノンフィクションを数多く出版することで知られるパブリック・アフェアーズ・ブックスを設立し、現在も編集人を務めている。コロンビア・ジャーナリズム・レビュー副会長、センチュリー財団上級研究員(メディア担当)を兼務。

2010年1月号掲載論文

全盛期の米主要紙の海外支局長には、高級外交官並みの手当てと住宅があてがわれてきた。だが現在は多くの支局が閉鎖されるか、記者がいたとしても1人で、現地のコーディネーター1人、ラップトップコンピューター、携帯電話、事務所兼アパートだけで活動しなくてはならない。だが、うまくやっているメディアもある。通信社(AP通信、ロイター、金融・経済分野のブルームバーグ)は、世界各地に大規模なプレゼンスを維持しているし、いまや通信社の伝統的な守備範囲を超える記事を書ける記者や編集者を擁している。高級誌エコノミストの場合、ストリンガーとわずかな専属記者、そして専門性の高い編集者を組み合わせて、比較的高い価格を正当化するだけの見事な調査記事を毎週送り出している。だが・・・・

  • 社会インフラとしてのメディアの不安定さ
  • 外国報道の黄金期
  • 国際ニュースの衰退
  • ジャーナリズムの核心とは

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