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論争 グローバル経済危機は
いつまで続くのか
― 日米、二つの経済バブルを検証する

ロバート・マッドセン……マサチューセッツ工科大学国際研究センター シニア・フェロー
リチャード・カッツ………オリエンタル・エコノミスト・レポート誌編集長

Comparing Crises
Is the Current Economic Collapse Like Japan’s in the 1990s?

Robert Madsen  マサチューセッツ工科大学国際研究センター シニア・フェロー
Richard Katz  オリエンタル・エコノミスト・レポート誌編集長。著書に『不死鳥の日本経済―経済復活への長い道のり』がある。

2009年7月号掲載論文

今回の金融危機の原因はアメリカででたらめな住宅ローンが組まれた結果なのか、それとも、中国その他の過剰貯蓄が米市場に流れこんでバブルを発生させたのか。犯人は行き過ぎた規制緩和なのか、それとも「グローバル・インバランス」なのか。今後のグローバル経済の中期予測、そして規制強化をめぐるグローバル金融改革の方向性は、危機を引き起こした原因を何とみなすかで大きく違ってくる。以下は、フォーリン・アフェアーズ・リポート4月号に掲載したリチャード・カッツの論文『アメリカは「日本の失われた10年」と同じ道をたどるのか』に対するロバート・マッドセンのコメントとカッツの再反論。

  • 世界は失われた10年を再現する瀬戸際にある
  • 過剰貯蓄とバブルの発生
  • 資金で溢れかえる世界
  • 外需頼みの日本経済の復活
  • 世界経済の回復はどうなる
  • 批判に答える
  • 危機の本当の原因は何か
  • アメリカ経済が比較的早く立ち直る理由

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