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中国は市場改革路線をすでに放棄している
―― GDP成長に取り憑かれ、改革を忘れた中国
Deng Undone
2009年6月号掲載論文
胡錦涛と温家宝は2002~2008年に、経済が停滞していなかったにも関わらず、国の経済への介入路線を強めていった。……市場改革の要である価格の自由化は部分的に覆されているし、当初から緩慢なペースでしか実行されていなかった民営化はすでに放棄されている。企業間の競争を促す構想も帳消しにされている。中国政府は、外国からの投資を制限し、輸出に課税することで、比較的開かれていた貿易部門への介入さえも強めつつある。中国で市場改革路線が放棄されたのは、一つには、指導層が他の全てを犠牲にしてでもGDPの成長を実現しようと試みているからだ。
- 経済成長に取りつかれた北京
- 国の経済介入の実態
- 政府による経済管理体制の強化
- 中国の外資規制の実態
- 人民元の切り上げよりも資本の自由化を求めよ
- GDP成長至上主義
- 中国にイエスと言わせるには
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