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Classic Selection 2009
金融危機後に出現する世界の姿は
―世界を主導するのはアメリカ、中国、それとも・・・

スピーカー
ジョセフ・ナイ/ハーバード大学教授
フィリップ・ゼリコー/バージニア大学教授
司会
リチャード・メドレー/メドレー・キャピタル・マネジメント

Financial Turbulence and U.S. Power

2009年6月号掲載論文

「G2という枠組みで今後を捉えるのは間違いだと思う……世界が日本に期待している役割を果たしていくことを東京は真剣に考えるようになった。……より大きなポイントは中国が経済成長のモデルを見直すかどうかだ。今回のリセッションを脱した後も中国がこれまで同様に輸出主導型の成長戦略をとり、経常黒字をますます積みましていくようなら、国際システムは再び大きな圧力にさらされる」。(J・ナイ)

「全般的に『イギリスからアメリカへ』というかつての構図が、いまや『アメリカから中国へ』という構図として再登場している。ポイントは、世界にバランスよく資本を振り分けるとともに、グローバル経済を刺激するような内需を作り出す役割を中国が引き受けるかどうかだ」。(P・ゼリコー)

  • 米中(G2)、それとも日米中(G3)?
  • パワーは相対的なものだ
  • 今後の流れを左右する問題は何か
  • 中国ファクター
  • 先行き不透明なヨーロッパはどう動くか
  • 国家資本主義の台頭、危険な地政学ベルト
  • ドル危機は起きるか、中国は経済成長モデルを見直すか

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