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Agenda 2009
核のない世界は実現できる

アイボ・ダールダー
ブルッキングス研究所シニア・フェロー
ジャン・ローダル
アトランティック・カウンシル前会長

The Logic of Zero: Toward a World Without Nuclear Weapon

2008年12月号掲載論文

世界はより多くの核保有国と核分裂物質、警備体制が十分ではない原子力施設の増殖に特徴付けられる時代へと足を踏み入れつつあり、その結果、核を入手しようとしているテロリストの試みはより簡単になり、核兵器が現実に使用されるリスクも高くなっている。核兵器を暫定的に保有する目的を「他のアクターによる核兵器の使用を阻止することに制限し、アメリカが保有する核弾頭の数を1千個へと削減し、世界におけるすべての核分裂物質の所在を明らかにし、それを監視するための包括的な核管理レジームを立ち上げ、核廃絶に向けた最大限の国際的連帯をとりまとめていくべきだ。いま、核廃絶の道を歩みださなければ、いずれ核兵器が本当に使用される日がやってくるリスクを受け入れざるを得なくなる。

  • ゼロ・ロジックへの道筋
  • 冷戦期と変わらない核兵器への認識
  • 核兵器を1千個に削減すべき理由
  • 包括的核管理レジームの設立を
  • 普遍的な受諾を目指して――三つの原則
  • 核廃絶に向けた外交戦略
  • 核廃絶の必要性

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