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次期大統領が直面する遠大な課題

リチャード・ホルブルック  元米国連大使

The Next President

2008年9月号掲載論文

「マケインは自分のことを『リアリスト』、また最近では『理想主義的なリアリスト』と呼ぶことを好むが、彼の各問題に対する立場をみると、マケインといわゆるネオコンの立場が似ていることを無視することはできない。(一方)オバマの政策の特徴は、あらゆる課題を前向きに進化させていくとしている点にある。彼は、変化し続ける新しい現実に適応できるように、古い、硬直化した政策を調整していくとし、アメリカのパワーと影響力を強化する手段としては外交が最善であると強調している。……二人の立場の違いに目を向ければ、オバマとマケインが、……『世界におけるアメリカの役割』についての二つのビジョン、そして外交に対する異なる二つの態度を示していることがわかるはずだ」

  • 遠大なアジェンダ <公開中>
  • 原油価格の高騰と産油国への富の移転 
  • 地球温暖化対策
  • オバマとマケインの違い
  • イラク問題をめぐる二人の立場
  • イランと「危機の弓状地帯」
  • アフガニスタン
  • アフリカとラテンアメリカ
  • 多極世界を主導する

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