CFRインタビュー
環境対策技術開発に民間資金を向かわせるには
Intelligent Financial Engineering for Climate Deal
2008年5月号掲載論文
今後25年間にわたって、予測されているペースで世界経済が成長を続けるとすれば、われわれは、エネルギーインフラに20兆ドルを投資しているはずだ。だが、地球温暖化対策に配慮せずに20兆ドルをエネルギー部門に投資するとすれば、温室効果ガスの排出量は50%上昇する。
エネルギー部門への20兆ドルの投資への補助金を出すよりも、民間市場での環境技術開発を刺激するために、各国政府が協調すべきだと思う。
民間の資金の流れを、地球温暖化対策からみて適切な方向へと向かわせること、つまり、もっと大きな民間の資金を温暖化対策に向かわせるにはどうすればよいかを考えていかなければならない。
- 動きだしたコペンハーゲン合意への道のり
- 民間資金で環境技術開発を刺激せよ
- コペンハーゲンで合意が成立しなかったら
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