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CFRインタビュー
ロシアは欧米との関係改善を模索する

アンドレイ・A・ピオントコフスキー (モスクワ)戦略研究センター所長

Russia Nearing End of Confrontational Cycle with the West

Andrei A. Piontkovsky モスクワに拠点を置くロシアのシンクタンク、戦略研究センター所長。現在は客員フェローとして米ハドソン研究所に籍を置いている。ロシアの著名な政治評論家の一人。

2008年4月号掲載論文

「メドベージェフとプーチンが対立していくかどうかはともかく、いずれ、メドベージェフとプーチンに仕える官僚たちが対立しだすのは避けられない」
 「二つのパワーセンターを抱え、ロシアはかつて経験したことのない海域へと入りつつある」と指摘するモスクワの戦略研究センター所長、アンドレイ・ピオントコフスキーは、一方で、欧米との関係は改善していくだろうと今後を予測する。そう考えるのは、メドベージェフが権力者になったからではなく、政治的必要性としての欧米との敵対路線、戦略的必要性としての欧米との協調路線が作り出すサイクルのなかで、対立局面が終わりつつあるからだと同氏は語った。
  聞き手は、バーナード・ガーズマン(www.cfr.orgのコンサルティニグ・エディター)。

  • 政治的必要性と戦略必要性に揺れるロシア外交
  • ロシアは米大統領選挙をどうみているか
  • 二つのセンターを支える官僚の対立

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