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Classic Selection
CFRミーティング
馬英九が語る 中台関係の過去と未来

スピーカー 馬英九  台北市長
司会    ジェローム・A・コーエン  米外交問題評議会非常勤シニア・フェロー

A Conversation with Ma Ying-jeou

Ma Ying-jeou 台湾大法学部卒業後、米ニューヨーク、ハーバード両大学に留学。帰国後は国民党中央副秘書長、総統府秘書などを歴任後、行政院入り。その後台北市長、国民党主席を歴任。

2008年2月号掲載論文

「台湾の中華民国政府は、1952年に日本に2国間会議を呼びかけ、4月28日に日華平和条約を締結した。この条約にも日本は占領していた領土への権利、権限、請求権を放棄するという条項が盛り込まれたが、やはり領土が誰のものになるかについての言及はなかった。ただ、この条約が当時、中華民国の外交部長(外相)だった叶公超が代弁する中華民国政府と日本との間で調印されたことは明らかである。日華平和条約が日本と台湾の間で調印されたことはきわめて明白であり、国際法の原則に基づき台湾は中華民国の領土に復帰したと解釈されるべきだ」

(Classic Selection とは、現在の情勢を理解するうえで有益と思われる過去の掲載論文の再録です。本文の内容、及び著者の肩書きは掲載当時のものです)

  • 日本による占領、戦後合意と台湾の扱い
  • 台湾憲法の意味と変化
  • 中台経済の相互依存の意味合い

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