キャンペーン2008
米大統領候補たちの地球温暖化対策
The Candidates on Climate Change
2008年1月号掲載論文
米上院の環境公共事業委員会のメンバーであるヒラリー・クリントンは、地球温暖化対策の法制化を支持してきた。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の報告書を受けて2007年2月に発表した声明では、「(地球温暖化対策)に向けて行動を起こすことは、環境的に必要であると同時に経済的機会の創出にもつながる」と述べている。「排出権取引」を通じて2000年から2050年までに二酸化炭素の排出量を30%削減することを目的とする「2007年気候管理・技術革新法案」共同提案者の1人でもあるクリントンは、ペンタゴンの国防高等研究計画局を手本に、地球温暖化の危機に対処すべきだと自らのホームページで主張している。クリントンは、「地球温暖化・汚染削減法案」に先ごろ署名したが、この法案が成立すれば、二酸化炭素排出の削減に向けた「市場経済的アプローチ」が導入されることになる。「同法案は2007年前半に上院環境公共事業委員会にまわされたが、委員会で審議はストップしている。
- 民主党大統領予備選候補
- 共和党大統領予備選候補
この論文はSubscribers’ Onlyです。
フォーリン・アフェアーズリポート定期購読会員の方のみご覧いただけます。
会員の方は上記からログインしてください。 まだ会員でない方および購読期間が切れて3ヶ月以上経った方はこちらから購読をお申込みください。会員の方で購読期間が切れている方はこちらからご更新をお願いいたします。
なお、Subscribers' Onlyの論文は、クレジットカード決済後にご覧いただけます。リアルタイムでパスワードが発行されますので、論文データベースを直ちに閲覧いただけます。また、同一のアカウントで同時に複数の端末で閲覧することはできません。別の端末からログインがあった場合は、先にログインしていた端末では自動的にログアウトされます。
(C) Copyright 2007, 2008 by the Council on Foreign Relations, Inc., and Foreign Affairs, Japan