CFRヒストリーメーカー・シリーズ
ウィリアム・ペリーが語る
イラン、イラク、北朝鮮危機
William J. Perry on Iran, Iraq and North Korea
2007年8月掲載論文
「米議会にとって北朝鮮との合意は毒そのものだった。(1994年の)枠組み合意が結局は不本意な結果に終わった多くの要因は、おそらくここにあると思う。問題は合意内容を履行するかどうかよりも、政治的な側面にあった。私はいまも、合意内容を完全に履行するのに必要な議会の政治的支持を得られないと判断した大統領と国務長官の読みは間違っていなかったと考えている。枠組み合意は、北朝鮮だけでなく、われわれの手で圧殺された。政治的にきちんと合意をフォローアップできていれば、状況はいまとは全く違うものだったかもしれない」(ウィリアム・J・ペリー)
- 幻のイラン攻撃計画
- 第二次イラク危機の真相
- ハイチ介入とカーター外交
- 人道介入と国内政治
- 1994年北朝鮮――枠組み合意の教訓
- 枠組み合意破綻のもう一つの理由
- イラン攻撃計画、カーター外交
- アルカイダの脅威は認識されていなかった
- シュルツ・キッシンジャー構想、イラク研究報告
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