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CFRインタビュー
R・ゼーリック前国務副長官が語る 北朝鮮、中国、イラン

ロバート・ゼーリック 前米国務副長官

A Survey of U.S. Diplomacy Abroad

Robert B. Zoellick ブッシュ政権1期目の2001年~2005年まで米通商代表部の代表を務めた後、国務副長官に就任。対中外交やスーダン問題を始めとする国際問題への取り組みを指揮した。2006年7月に辞任し、ゴールドマン・サックス証券に転進。米外交問題評議会(CFR)の会員でもある。

2007年2月号掲載論文

「ブッシュ政権は、平壌がそう望むのなら、北朝鮮を改革・開放化へと向かわせるような道筋を築き、そのうえで、朝鮮半島の安全保障問題、ひいては北東アジアでの大国間関係のための枠組みをつくろうと、中国、日本、韓国、ロシアの4カ国との協調路線を試みている」。2月の6者協議での合意は、「こうした壮大な計画の序章にすぎない」と語るロバート・ゼーリック前国務副長官は、北朝鮮が開放路線を選択するかどうかは、はっきりとしないとしながらも、今回アメリカが描いた道筋は「金正日が改革と経済開放路線を推進していけば、北朝鮮がさまざまな機会を手にできるように設計されており」、これに北朝鮮への安全の保証、和平条約の締結を組み合わせれば、「改革・開放路線をとれば、体制の崩壊につながる」とみる平壌の危機感を緩和させて、北朝鮮の核問題に対処していく広範な枠組みにできると指摘した。聞き手はバーナード・ガーズマン(www.cfr.orgのコンサルティング・エディター)。

  • 北朝鮮を変化させる道筋
  • イラク戦争とイラン

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