Getmilitaryphotos/shutterstock.com

いまこそ、包括的中東和平を試みよ

エドワード・P・ジェレジアン 元駐イスラエル米大使

From Conflict Management to Conflict Resolution

Edward P. Djerejian ライス大学ジェームズベーカー公共政策研究所創設者兼所長。過去に米国務省で近東担当次官補のほか、駐シリア、駐イスラエルの米大使を務める

2007年1月号掲載論文

アラブ・イスラエル紛争に始まり、イラクの混迷、イラン問題、中東地域全域での政治・経済改革の必要性、過激主義、そしてテロリズムにいたるまでの、中東における主要な問題のすべては、不可分に結びついている。一部の問題の管理を試みても、この地域が抱える一連の問題を解決することはできない。アラブ・イスラエル紛争の平和的な解決と、中東全域での政治・経済改革を促してイスラム世界の穏健派を助けることをアメリカの政策目標に据え、包括的交渉戦略をとる以外に手はない。いま求められているのは、中東の平和構築に関与していくという政治的意志である。

  • 中東における政策目標を切り替えよ
  • 密接に関連するレバノン、シリア、イラン問題
  • パレスチナ・イスラエル関係の実態に目を向けよ
  • 包括的中東和平を試みよ

この論文はSubscribers’ Onlyです。


フォーリン・アフェアーズリポート定期購読会員の方のみご覧いただけます。
会員の方は上記からログインしてください。 まだ会員でない方および購読期間が切れて3ヶ月以上経った方はこちらから購読をお申込みください。会員の方で購読期間が切れている方はこちらからご更新をお願いいたします。

なお、Subscribers' Onlyの論文は、クレジットカード決済後にご覧いただけます。リアルタイムでパスワードが発行されますので、論文データベースを直ちに閲覧いただけます。また、同一のアカウントで同時に複数の端末で閲覧することはできません。別の端末からログインがあった場合は、先にログインしていた端末では自動的にログアウトされます。

(C) Copyright 2006, 2007 by the Council on Foreign Relations, Inc., and Foreign Affairs, Japan

Page Top