cpaulfell / Shutterstock.com

CFRミーテ ィ ング
IEAチーフエコノミストが語る、 世界のエネルギー需給見通し

ファティ・バイロル スピーカー 国際エネルギー機関 (IEA) 経済分析部長  司会  ニューヨークタイムズ記者  ジャド・モーアワッド

World Energy Outlook 2005

石油輸出国機構 (OPEC) 事務局勤務を経て、国際エネルギー機関(IEA)の経済分析部長。国際的なエネルギー情勢の分析に関する寄稿も多く、IEAが毎年まとめているシリーズのディレクターも務めている。

2005年12月号掲載論文

「この5~6年をみると、世界の石油の需要増のほぼすべては交通・運輸部門の需要増大によるもので、これはかつてとは違うパターンだ。これまでは、産業、電力生産、家庭での需要増がその内訳だったが、いまや、需要増のほぼすべてが交通・運輸部門の需要増大に引きずられている。だが、この部門を石油以外のエネルギー資源へと移行させていくのは容易ではない。いかなるシナリオをたどっても、今後中東と北アフリカMENA の世界の石油供給にしめるシェアはますます増大していく」(F・バイロル)

  • 三つのシナリオ
  • 1. 消費国が政策路線を変えず、産油国が新規投資を行えば...
  • 2. 産油国の油田への新規投資が進まなければ…
  • 3. 原油価格の高騰に消費国はどう対応する
  • 産油国が新規投資を自己利益とみなす理由

この論文はSubscribers’ Onlyです。


フォーリン・アフェアーズリポート定期購読会員の方のみご覧いただけます。
会員の方は上記からログインしてください。 まだ会員でない方および購読期間が切れて3ヶ月以上経った方はこちらから購読をお申込みください。会員の方で購読期間が切れている方はこちらからご更新をお願いいたします。

なお、Subscribers' Onlyの論文は、クレジットカード決済後にご覧いただけます。リアルタイムでパスワードが発行されますので、論文データベースを直ちに閲覧いただけます。また、同一のアカウントで同時に複数の端末で閲覧することはできません。別の端末からログインがあった場合は、先にログインしていた端末では自動的にログアウトされます。

(C) Copyright 2005 by the Council on Foreign Relations, Inc., and Foreign Affairs, Japan

Page Top