mark reinstein / Shutterstock.com

Classic Selection 2005
CFR Interview
H・キッシンジャーが分析する中国の台頭

ヘンリー・キッシンジャー
キッシンジャー・アソシエーツ会長

A World According to Kissinger

Henry A. Kissinger キッシンジャー・アソシエーツ会長。ニクソン政権で国家安全保障問題担当大統領補佐官、フォード政権で国務長官を務め、1973年にノーベル平和賞を受賞した。米外交界の重鎮の一人

2005年8月号掲載論文

「私はアジアにおける新しい秩序の均衡が必要だとみているし、この均衡の一翼をアメリカが担いたいのなら、対中冷戦を再現するのではなく、協調路線をとるほうが賢明だろう。……ワシントンが中国の台頭のペースを弱めるような措置をとれば、中国人はアメリカのことを自分たちの国家目標を実現する上で最大の障害とみなすようになる。アメリカはこのようなリスクをあえて引き受けるのか。……中国はいずれアジアにおける大国になる。そして、世界政治の重心は大西洋から太平洋へとシフトしていく。これが現実だ」。聞き手はバーナード・ガーズマン(www.cfr.orgのコンサルティング・エディター)。邦訳文は英文からの抜粋、全文はwww.cfr.orgからアクセスできる。

  • 中国の台頭

<中国の台頭>

――1971年の訪中以来、あなたは世界的な中国問題の権威とみなされている。10年、15年前の日本と同様に、いまやアメリカでは中国が大きな脅威ととらえられ始めている。中国が強大化して、アメリカの国益が損なわれるような事態になるのだろうか。・・・

この論文はSubscribers’ Onlyです。


フォーリン・アフェアーズリポート定期購読会員の方のみご覧いただけます。
会員の方は上記からログインしてください。 まだ会員でない方および購読期間が切れて3ヶ月以上経った方はこちらから購読をお申込みください。会員の方で購読期間が切れている方はこちらからご更新をお願いいたします。

なお、Subscribers' Onlyの論文は、クレジットカード決済後にご覧いただけます。リアルタイムでパスワードが発行されますので、論文データベースを直ちに閲覧いただけます。また、同一のアカウントで同時に複数の端末で閲覧することはできません。別の端末からログインがあった場合は、先にログインしていた端末では自動的にログアウトされます。

(C) Copyright 2005 by the Council on Foreign Relations, Inc.,and Foreign Affairs, Japan

Page Top