国連改革提言の本当の意味
――安保理拡大は争点ではない
High-Level Panel on U.N. Reforms
2004年12月号掲載論文
「多くの人は、今回のハイレベル委員会の提言を国連改革に関するリポートだったと思っているが、実際には、そうではない。冷戦終結と9・11を経た世界、さらには、イラク戦争をめぐる安全保障理事会の分裂という事態を受けての総括、提言と考えたほうがよい」。リー・フェインシュタイン(米外交問題評議会研究副部長)は「安保理をそのまま拡大させることなど、最初から実現しないことがわかりきった課題にすぎない」と指摘し、むしろ、今回の提言とブッシュ政権の国家安全保障戦略が収斂しつつあることに注目する。聞き手はバーナード・ガーズマン
- 現状のままでの安保理の拡大は実現しない
- アメリカと国連の世界観の収斂
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