北朝鮮核危機の行方
――1994年核危機の教訓を生かせ
The Fire Last Time
2004年8月号掲載論文
6者協議を進展させるつもりなら、ワシントンはソウルとの同盟関係の修復を図って立場の違いを少なくし、対北軍事路線をめぐる米韓の間の亀裂に平壌がつけこめないようにしなければならない。北朝鮮は、これまでもアメリカの怠慢と無関心につけこんできた。ワシントンが焦点の定まらない態度をとり続ければ、第2次北朝鮮危機は壊滅的な事態に直面する。政権交代を漫然と待っているのは、ワシントンにせよ、北朝鮮にせよ、真っ当な戦略とはいえないだろう。
- 再現された危機
- 枠組み合意の問題点
- 多国間協調路線の行方
- リビア方式の真意
- 協調体制の再強化を
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