国際的養子縁組のための多国間ルールを強化せよ

イーサン・カプスタイン/欧州経営大学院政治・経済学教授

The Baby Trade

Ethan B. Kapstein 米外交問題評議会研究部長、ミ ネソタ大学教授を経て、現在 は、フランスの名門ビジネススク ールである欧州経営大学院 (INSEAD)政治・経済学教授。 経済、企業、文化などを軸にス ケールの大きな政治経済学の 分析を行うことで有名。著作に "Sharing the Wealth: Workers and the World Economy"(『労働 者と世界経済』)などがある。

2004年7月号掲載論文

乳幼児は5000~2万5000ドルで売買されており、貧困にあえぐ国ではこれは大金だろう。受け入れ国の養親は、こうした不正があるにもかかわらず、乳児を受け取る際に謝礼金を払う。養親は受け入れる子どもによりよい暮らしを与えたい一心なのだが、自分の行動が人身売買を後押ししているかもしれないことには気づいていない。

  • 国際的養子縁組と人身売買
  • 国際的養子縁組が増えているのはなぜか
  • 人身売買の悪夢
  • ハーグ条約の成果と限界
  • 国際的養子縁組の円滑化に向けて

この論文はSubscribers’ Onlyです。


フォーリン・アフェアーズリポート定期購読会員の方のみご覧いただけます。
会員の方は上記からログインしてください。 まだ会員でない方および購読期間が切れて3ヶ月以上経った方はこちらから購読をお申込みください。会員の方で購読期間が切れている方はこちらからご更新をお願いいたします。

なお、Subscribers' Onlyの論文は、クレジットカード決済後にご覧いただけます。リアルタイムでパスワードが発行されますので、論文データベースを直ちに閲覧いただけます。また、同一のアカウントで同時に複数の端末で閲覧することはできません。別の端末からログインがあった場合は、先にログインしていた端末では自動的にログアウトされます。

Copyright 2004 by the Council on Foreign Relations, Inc. and Foreign Affairs, Japan

Page Top