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在外米戦力・基地見直しの利点と弊害
――同盟国との入念な協議を心がけよ

カート・M・キャンベル 戦略国際問題研究所(CSIS)上席副会長
セレステ・ジョンソン・ワード CSIS国際安全保障プログラム・フェロー

New Battle Stations?

Kurt M. Campbell ワシントンのCSISの上級副会長で、アスペン戦略グループの議長。クリントン政権のアジア・太平洋担当の国防次官補代理。
Celeste Johnson Ward CSISの国際安全保障研究員。

2003年9月号掲載論文

現在ワシントンで検討されている戦力再編プロセスは、この半世紀におけるもっとも大がかりなアメリカの対外軍事姿勢、在外米軍基地分布の変化として具体化するだろう。
しかし、その意図を対外的に根気強く説明しない限り、諸外国におけるアメリカに対する不信と心配を高めてしまう。柔軟な軍事的対応能力の整備をめざす今回の戦力再編も、実際には、ワシントンの先制攻撃ドクトリンと軍事介入路線を基盤とする戦略を支えるためのもの、とみなされかねない。

  • 変化する脅威と戦力再編
  • 「バーチャル基地」
  • アジア、ヨーロッパでの戦力再編
  • なぜ戦力再編が必要なのか
  • 米戦力再編の政治的・外交的余波
  • 同盟諸国への説明を

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