米外交問題評議会インタビュー
イラン危機へのアメリカの対応を憂慮する
Inflexible U.S. Policy Spur Iran to Accelerate Nuclear Arms Program
2003年9月号掲載論文
イラン危機をめぐる最大の問題は、「アメリカがイランと対決路線をとる以外の選択肢を用意していないように思えることだ」とデビッド・オルブライト元国連査察官は指摘する。現在「科学と国際安全保障研究所」の会長を務める同氏は、「最悪の場合、イランは二〇〇五年までに核兵器を手にする可能性があるというのに、ワシントンは、懲罰をほのめかす恫喝策、そして懲罰策をとることを主張するばかりで、前向きな変化をもたらす誘因を与えるための優れた政策を持っていない」と批判し、「イランへの政策も、イラクや北朝鮮への政策にみられたブッシュ政権の内部対立が影を落とすことになるかもしれない」と語った。
邦訳文は二〇〇三年九月十二日に行われたインタビューからの抜粋。聞き手はバーナード・ガーズマン(www.cfr.orgのコンサルティング・エディター)
この論文はSubscribers’ Onlyです。
フォーリン・アフェアーズリポート定期購読会員の方のみご覧いただけます。
会員の方は上記からログインしてください。 まだ会員でない方および購読期間が切れて3ヶ月以上経った方はこちらから購読をお申込みください。会員の方で購読期間が切れている方はこちらからご更新をお願いいたします。
なお、Subscribers' Onlyの論文は、クレジットカード決済後にご覧いただけます。リアルタイムでパスワードが発行されますので、論文データベースを直ちに閲覧いただけます。また、同一のアカウントで同時に複数の端末で閲覧することはできません。別の端末からログインがあった場合は、先にログインしていた端末では自動的にログアウトされます。
Copyright 2003 by the Council on Foreign Relations, Inc. and Foreign Affairs, Japan