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イラク危機とブレアの深い悩み

スティーブン・フィリップ・クレーマー 米国防大学歴史学教授

Blair's Britain After Iraq

Steven Philip Kramer ワシントンのウッドロー・ウィルソン研究所の客員研究員。米国防大学の歴史学教授で、専門はヨーロッパの現代政治。この論文で表明された見解は、著者個人のもので、米国防大学、米国防総省、米政府の公的政策あるいは見解を示したものではない。

2003年8月号掲載論文

イギリスがイラク戦争をめぐってアメリカとの関係を維持したのは、「特別な関係」を維持してイギリスが傍らにいなければ、アメリカは自制心を失って手がつけられなくなる恐れがあると考えたからだ。
イギリスをヨーロッパに織り込みつつ、新たな対米関係のバランスを見いだすというブレア構想は、イラク危機によって大きなジレンマを抱え込んでしまった。

  • イラク危機とイギリス
  • ブレアの改革
  • アメリカとの「特別な関係」
  • イギリスとヨーロッパ
  • イラク危機というイギリスの危機
  • シラクとの闘い
  • ヨーロッパの一部としてのイギリス

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