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米外交問題評議会インタビュー
アメリカに単独行動主義という選択肢はない

リチャード・ハース 米外交問題評議会会長

Can't Meet of the Challenges We Face on Our Own

RichardHaass 米外交問題評議会会長
Bernard Gwertzman ニューヨーク・タイムズ紙の電子版のエディターで、米外交問題評議会のウエブのコンサルティング・エディターも兼務。一九六八年にニューヨーク・タイムズに入社。同氏が外報部長として外交・国際関係の責任者だった時代に、ニューヨーク・タイムズは国際報道で四度ピュリツァー賞を受賞している。二〇〇二年十月から開始された米外交問題評議会インタビューのコンサルティング・エディターとして、週に二、三度のペースでインタビューを行っている。

2003年8月号掲載論文

レスリー・ゲルブの後任として、七月から米外交問題評議会の会長に就任したリチャード・ハースは、「現在の世界の特徴とは、いかに圧倒的なパワーを持っているにせよ、アメリカ単独では、われわれが直面している課題の多くを解決できない点にある」と指摘し、単独行動主義はワシントンの選択肢にはなり得ないと述べた。六月まで米国務省政策企画部長を務めたハースは、むしろ、今後をめぐる重要なテーマは「単独行動主義か、多国間協調主義かではなく、どのような多国間主義をめざすか」でなければならない、と強調した。
邦訳文は、二〇〇三年七月七日に行われたインタビューからの抜粋・要約。聞き手はバーナード・ガーズマン(www.cfr.orgのコンサルティング・エディター)。全文(英文)はwww.cfr.orgからアクセスできる。

  • 単独行動主義批判について
  • 戦後イラクにどう対処する
  • イランとの交渉を試みよ
  • 北朝鮮危機と多国間協調

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