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サダム追放策の全貌を検証する
―― 国際協調と単独主義の間
Getting Saddam: A Debate
2002年3月号掲載論文
戦略的に好都合だからという理由でサダム追放策に焦点を合わせれば、すでに開始している対テロ作戦の実行に必要な国際的支援を失いかねない。テロ・ネットワークは、サダム同様に、アメリカに対して生物兵器を使用する能力を持っていることを忘れてはならない。(ファース)
テロリストに聖域を提供するテロ支援国がなくなって初めて、われわれはテロ・ネットワークを打倒できる。われわれは開放的な社会で暮らしており、個々のテロ集団に対処するだけでは、アメリカの安全を守ることはできない。(パール)
- イントロダクション
- 対テロ戦争を優先し、サダム追放策はタイミングをはかれ
- 対応の遅れは、サダムに主導権を与える
- イラクとイラン、どちらが深刻な脅威か
- アルカイダを壊滅するだけで問題は解決しない
- サダム追放作戦の国際的余波はどうなる
- INCの実力は
- イラクの大量破壊兵器とテロ集団
- サダムに抑止は通用するか
- サダム後のイラク
- 単独主義は間違っている?
- 国連による査察の再開の是非
- サダムを抑止できるか
- 連帯のリーダー、それとも現代版ローマ帝国
- 同盟関係と共有利益
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