Northfoto / Shutterstock.com

対テロ米ロ同盟とロシアの民主主義

ティモシー・J・コルトン ハーバード大学政治学教授  マイケル・マクファール  スタンフォード大学政治学準教授

America's Real Russian Allies

Timothy J. Colton ハーバード大学政治学教授で、同大学付属ロシア研究センター所長。 Michael McFaul スタンフォード大学政治学準教授で、カーネギー国際平和財団のシニア・アソシエーツ。

2001年11月号掲載論文

ブッシュ政権はテロという新たな世界規模の脅威に対する国際連帯を形成しようとするあまり、民主国家という連帯の相手に求められる資格を無視した動きに出るかもしれない。強権政治への逆コースをたどりつつあるロシア政府も、この対テロリズム連合に協力を表明した以上、アメリカに統治面でとやかく言われることもなくなるだろう。だが、対ロシア民主化支援を強化しないかぎり、アメリカの安全保障に将来大きな悪影響が出る。かつての宿敵の国境内に民主主義を根づかせるための努力をいまこそ再強化すべきである。

  • 大同団結の落とし穴
  • 同盟国に求められる条件は何か
  • 強権路線へ回帰するロシア
  • 民主化を支持する市民
  • 民主化支援を強化せよ

この論文はSubscribers’ Onlyです。


フォーリン・アフェアーズリポート定期購読会員の方のみご覧いただけます。
会員の方は上記からログインしてください。 まだ会員でない方および購読期間が切れて3ヶ月以上経った方はこちらから購読をお申込みください。会員の方で購読期間が切れている方はこちらからご更新をお願いいたします。

なお、Subscribers' Onlyの論文は、クレジットカード決済後にご覧いただけます。リアルタイムでパスワードが発行されますので、論文データベースを直ちに閲覧いただけます。また、同一のアカウントで同時に複数の端末で閲覧することはできません。別の端末からログインがあった場合は、先にログインしていた端末では自動的にログアウトされます。

Copyright 2001 by the Council on Foreign Relations and Foreign Affairs, Japan

Page Top