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外交問題評議会ラウンドテーブル・リポート
米日中とアジア安全保障の将来 (後半)
The United States, Japan and China: Setting the Course
2000年6,7月号掲載論文
中国人が日本に抱く否定的なイメージ、日本側の歴史認識をめぐる日中の政治学、日米同盟やTMD配備に対する中国側の姿勢などを検証し、アメリカの現実的な戦略的選択肢を検討したこのレポートは、アジア安保の「かなめ」としての日米関係の重要性を強調する。世界システムへの中国の統合、北朝鮮・台湾の問題、日本経済の衰退、アジアでの多国間主義の今後という五つの課題を踏まえ、アジア地域の安定と平和に向けた提言でレポートを締めくくっている。(前編はフォーリン・アフェアーズ日本語版6月号に掲載)
- 中国人の対日イメージ――伝統的パラダイム
- 日本経済への認識
- 未解決のままの歴史認識問題
- 日米同盟に対する中国の不寛容な見解
- TMDの政治的影響に関する懸念
- 断固とした態度から得られる利得
- アメリカの戦略的および戦術的選択肢
- 安全保障の推進――包括的な安全保障体系はあるか
- 対中・対日政策調整の欠如
- 東アジア安全保障構造へのさらなる障害
- ダイアログの促進
- 穏当なダイアログの成果
- 日中二国間安全保障ダイアログ
- 非公式三カ国ダイアログ
- 同盟国と非同盟国
- 同床異夢
- 公式三カ国ダイアログ
- 難しいトピック
- 南北朝鮮とロシアへの対処
- 今後五年間の挑戦
- 提言
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