symbiot/ Shutterstock.com

ヨーロッパの壮大なる駆け引き

パトリック ・マッカーシー  ジョンズ・ホプキンズ大学教授

The Grand Bargain

Patrick McCarthy ジョンズ・ホプキンス大学SAISボローニャ・センター教授。ヨーロッパ研究を専門としており、近著にThe Crisis of the Italian Stateがある。

1999年11月号掲載論文

国が主権を超国家機関へ委譲する動機は一体何だろうか、そして、ヨーロッパ十一カ国はなぜ自国の通貨を捨てユーロ導入を選択したのか。「ヨーロッパ」の今後が先行き不透明であるにせよ、確固たる足取りで経済統合へとすすんでいるのは間違いない。ヨーロッパを統合へと向かわせたのは、国益を重視する冷徹な経済ロジックだったのか、それとも、理念とリーダーシップが、政治、経済、文化、歴史と連動しながら地殻変動をおこしたのだろうか。

  • 統合は経済利益追求の結果か
  • 通貨統合の政治的思惑
  • 独仏和解の背景

この論文はSubscribers’ Onlyです。


フォーリン・アフェアーズリポート定期購読会員の方のみご覧いただけます。
会員の方は上記からログインしてください。 まだ会員でない方および購読期間が切れて3ヶ月以上経った方はこちらから購読をお申込みください。会員の方で購読期間が切れている方はこちらからご更新をお願いいたします。

なお、Subscribers' Onlyの論文は、クレジットカード決済後にご覧いただけます。リアルタイムでパスワードが発行されますので、論文データベースを直ちに閲覧いただけます。また、同一のアカウントで同時に複数の端末で閲覧することはできません。別の端末からログインがあった場合は、先にログインしていた端末では自動的にログアウトされます。

Copyright 1999 by the Council on Foreign Relations, Inc.

Page Top