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イギリスの選択

デヴィッド・フロムキン  ボストン大学教授

The Importance of Being English: Eyeing the Sceptered Isles

David Fromkin ボストン大学教授で、国際関係、歴史、法律の教鞭をとる歴史家。最近の著作にKosovo Crossing: American Ideals Meet Recently on the Balkan Battlefieldsがある。

1999年10月号掲載論文

「大陸ヨーロッパ」と「アメリカ」のいずれをパートナーに選ぶかという、古くからの命題にイギリスはどのような答えを出しつつあるのだろうか。「イギリスは欧州共同体、英連邦および大英帝国、そしてアメリカ(英米関係)という三つの輪の中で中心的役割を果たすべきである」。このチャーチルの遠大な戦後ビジョンは、半世紀の歴史を経て、どのような現実に遭遇しているのだろうか。ブレアの登場とともにイギリスは純然たるヨーロッパの一部になってしまうのか、それとも大陸ヨーロッパの統合運動に参加しつつ、英米関係を温存していくのだろうか。

  • 覇権国家の交代
  • パックス・アメリカーナ
  • 大英帝国の解体と英米関係
  • 欧州統合のジレンマ
  • イギリスという名の特質
  • 英米関係における最大の問題
  • イギリスの選択

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