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「飢餓、貧困、絶望、カオスに抗して」
一九四七年ハーバード大学演説

ジョージ・C・マーシャル トルーマン政権・国務長官

"Against Hunger, Poverty, Desperation and Chaos"

George Catlett Marshall 第二次大戦期に陸軍参謀総長をつとめ、戦後はトルーマン政権の国務長官(一九四七-一九四九) となり、世にいうマーシャル・ミッションを通じて、日中戦争時代から事実上の内戦状態にあった中国の国共両勢力の和解を試み、中国から帰国後すぐ、このハーバード演説を行なった。この演説は、チャーチルの「鉄のカーテン」演説、トルーマン大統領の米議会における「トルーマン・ドクトリン」と同じく、冷戦期の記念碑的演説の一つ。この演説を契機に具体化していく欧州復興計画(マーシャル・プラン)によって、彼は一九五三年にノーベル平和賞を受賞した。

1997年7月号掲載論文

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